愚考録 2 蜘蛛と人間 2 蜘蛛に立場があるのか、というひとも居るに違いない. 私は想う。 現に存在しているものに立場が無いわけはない、と。 意味が分からない、と、あるひとが云う。 私は想っていることを口にした。 蜘蛛は私のこころの中に居る、と。 「何を云いたい?」と、そのひとは、更に云う。 蜘蛛は、私が意識するかぎりで存在する、と答えた。 分から… コメント:0 2024年06月18日 続きを読むread more
愚考録 1 蜘蛛と人間1 「家の軒先にかかった蜘蛛の巣を払ったものかどうか迷っている、どう思うか」、と訊かれたことがある。 その人、Aさんは、蜘蛛の折角の仕事を、人間のつごうで台無しにしてよいものだろうか、それは人間の驕りではないだろうかと考えていた。 これは、解き難い矛盾をはらんだ難問のように見える。 蜘蛛の仕事を尊重すると、蜘蛛の巣だらけの家になる。 … コメント:0 2024年06月18日 続きを読むread more
私の生きざま 12 24.6.16(日曜日)、ジムで「スパーリング大会」と銘打った催しものがあった。 ジム開設10周年を記念したものでもあった。 私が入門したのも10年前になる。 会場に向かうために、大船駅で電車に乗り込んだ。 すぐに、高校生と思われる若い女性が席を立って、「どうぞ」といってくれた。 予想していなかったので、とっさに、「大丈夫で… コメント:0 2024年06月18日 続きを読むread more