私の生きざま 12

24.6.16(日曜日)、ジムで「スパーリング大会」と銘打った催しものがあった。
ジム開設10周年を記念したものでもあった。
私が入門したのも10年前になる。 
会場に向かうために、大船駅で電車に乗り込んだ。
すぐに、高校生と思われる若い女性が席を立って、「どうぞ」といってくれた。
予想していなかったので、とっさに、「大丈夫です」といっていた。
そして、意外な感じがしていた。
自分では若いつもりだったからである。
ひとには年寄りに見えるんだ、と思った。
ジムに着いた。
ひとが大勢、居た。
準備運動に余念がないひとも居た。
私の出番は最終組だった。
相手については、ふだんお世話になっている代表さんから、誰かプロの選手を探す、と聞いていた。
大会の前の週になって、「ミスターXといっておこうか」といわれていた。
当日、ジムに着いたとき、「外人さんが居るな」と思った。
まさか、私の対戦相手であるとは思わなかった。
ふたを開けてみると、意外にも、その外人さんは私の対戦相手だった。
実際に対面すると、ミスターXは私よりも大柄だった。
相手が先にパンチを出してきた。
それに応戦するジャブを放ちながら、様子をうかがった。
ひとしきり、パンチの応酬があり、隙をみて足を絡ませた。
床に倒れた相手をそのまま抑え込んだ。
やがて、審判を務めている代表さんが、「一本!」、と声を上げた。
決まり技は「腕ひしぎ手固め」だった。
3,4分の応酬だった。

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